イタリア買い付け旅行記

鏡専門店岡本鏡店のイタリア買い付け旅行記
鏡専門店岡本鏡店のイタリア買い付け旅行記
イタリアに向け出発。アリタリアは使わずにルフトハンザで。 いよいよ出発。今回はアリタリアを使わずにルフトハンザ航空でのフライト。だからフランクフルトで乗り換えあり。前回の出張時は、乗り換え便に乗り遅れるハプニングがあり、空港で5時間足止めを食らう破目に。今度はうまく乗り継がないと。。
フランクフルト空港に到着。今度は乗継もスムーズにいきました。
前回の乗継ぎ失敗の原因は、日本、フランクフルト間の国際線が遅れたこと。セキュリティーチェックが異常に厳しかったこと。それから、このフランクフルト空港の乗り継げターミナルがとんでもなく遠かったことにあります。航空券の手配やホテルの予約など、ツアー会社に頼らず全て自分でしていますから、融通はすごく利くのですが、反面ハプニングに見舞われた時は全て自己責任。厳しいです。今度はうまくいきました。
ミラノ リナーテ空港へ到着。
ミラノ リナーテ空港へ到着。普通はマルペン佐空港ですが。。バスで市内へ、30分ほど。リナーテは市内に近いので好都合です。
ミラノ中央駅
投宿先は、ミラノ中央駅の小さなホテル。繁華なデュオモからは少し離れているので、観光客にはあまりなじみのない地域です。いかがわしい店も多数あったりするので、日本人の姿もまばら。
投宿先に到着
ホテルに到着。お疲れ様でした。このホテルは、ビルの一フロアだけというとても小さな規模です。エレベーターも何故かレトロ。鉄の扉を自分で開き、カゴの木製扉をもう一度開いて中へ。鉄の扉を閉めて、カゴの扉を閉めて生き先ボタンを押す。なんかとても煩雑ですけど、いい雰囲気です。写真はまさに今乗り込む瞬間です。
ホテルの入り口と室内
ホテルの入り口と室内の写真です。何にもないけど快適です。
ホテル室内から見た外の様子
室内のバルコニーから見た外の様子です。写っている車は駐車車両。でもこの辺りは駐車禁止なんですよね。よく見ると同じ車が写っているでしょ。「どういう国かな。。」と考えてしまいます。
活動開始。中央駅を離れミラノ中心部へ。
活動開始。ミラノ中央駅を離れ中心部へ。今回の旅の目的は、ミラノで開催される見本市の視察と、ミラノ市内にある仕入れ先の訪問。それからベネチアでの商品買い付け。まずは見本市視察。
見本市の会場風景
見本市会場のブース。奇抜なベネチアングラスやエレガントな家具が多数展示されています。今回は見本市はあくまでも視察が目的。ほとんど買い付けはしませんでしたが、それでも3社ほどは商談成立。基本的にパビリオン内は無断撮影厳禁。また、企業秘密もありますので、見本市についてはこのくらいにして。
見本市の会場風景
写真の奥にみえるのは会場内のカフェテラス。
ミラノ市内のBar
一日の疲れを癒してくれるのは、何と言っても夕食とお酒。写真はミラノ中央駅付近のBar。大体こういうところで食事をしています。どこの国だったか忘れましたが、釣銭をごまかされたので文句を言ったら、物凄い剣幕で睨みつけられました。ちゃんと釣銭は取り返しましたが。。おお怖わ。
Duomoにて
Duomoのオープンテラス
ミラノ中心部の”DUOMO”です。観光客のメッカのようなところですので、オープンテラスのレストランにも日本語メニューを取り揃えている店が多数あります。最近では韓国語、中国語メニューも用意している店が多くなりました。十数年前では想像できないことです。
Duomoの内部
Duomoの内部
荘厳なDUOMOの中。地元の人や訪れた旅人が敬虔な祈りを捧げていました。本当に神聖な世界です。で、あまり仕事の写真が出てこないのですが、実はほとんど写真撮影は出来ていません。打ち合わせやら価格交渉やら色々ありますので、写真撮ってる余裕というか暇がないんです。何だか遊んでるみたいですけどそうじゃあないんですよ。
ミラノ市内
ミラノ市内
ミラノ市内のオープンテラス。この日は持ち合わせがあまりなかったので、高価な店は避けて小さなバーで昼食を。イタリア語は殆ど分かりませんのでこういう店に入ると苦労します。なぜって店員も英語が分からないからです。こうなれば勘と僅かな知識が頼り。リゾットと書かれていたので、「これなら」と思い注文しました。結果出てきたのは下の写真。ただの白米を湯で蒸らしたようなご飯でした。味も何もしません。仕方がないので、塩とオリーブオイルで食べました。。。
遊んでるんじゃあないんです。それを証明できるのは、
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です。
ミラノ市内
トラブル発生。アイスランドの火山噴火により飛行機が全便運休に。。日本に帰れない。。これから先は写真が殆どありません。航空チケットの再ブッキングや、自店とのやりとりにてんやわんやで余裕がありませんでした。とにかく一日も早く日本に帰らないと仕事に大きな影響が出ます。旅行会社がまとめてブッキングしてしまう前に、空席を見つけて潜り込まないといけません。なかなか緊張を強いられる仕事でした。

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