壁に付けて使う拡大鏡はどちらかというとホテル向けで旅館にはあまりない様な気がしますが、多分クロームメッキなどキラキラした仕上げが多いからで旅館の落ち着いた雰囲気のインテリアには向いていないと感じられているのではないかと思います。 この拡大鏡は敢えて古美色（アンティーク）に仕上げているのでとても落ち着きがあり和風の旅館にでもよく合いますしもちろん一般家庭でもお使い頂けます。拡大率は3倍率で高品質です。拡大鏡とはガラスをくぼませることにより大きく映るようにしたミラーのことですがくぼみが均一でないと映像がゆがんでしまいきれいに映りません。 WINDISCH社の拡大鏡はガラス面を均一に窪ませることにより焦点が正確に合う高品質を実現しています。また、金属部分は上質な真鍮材を使用。ベローズ（蛇腹部分）の強度も申し分ありません。ベローズの先端には鏡が付いています。この鏡を支えつつ長く引き伸ばせないと左右どちらかに傾いてしまいます。 WINDISCH社製の拡大鏡は十分な強度が得られる様綿密な設計のもと上質な材料を使い仕上げているのでミラーをしっかりと支えてくれます。動きも滑らかで付け根を中心に180度左右に動きますがほとんど力を加えなくても動いてくれます。また、手前へ引き伸ばす時も戻す時も動作はスムーズです。 附属品は、バー、ベローズ、ミラーとねじ、カールプラグ、六角レンチです。取り付けをする際のコツは必ずバーを確実に垂直に設置すること。バーが垂直に取り付けられていないとベローズをのなした時に手を離すと勝手に伸び出てしまうことになります。
設置する高さは、「直立して見るのか、いすに座って使うのか」等使い方により異なりますが、当社では床面から160センチ程度の位置がミラーの中心になる様な高さをおすすめしています。卓上ミラーとは異なり複数の方がお使いになることを想定するとこの高さが妥当だと思います。なお、浴室内など高温多湿な場所では使えません。